ヘルスケアコラム

子どもの肥満も合併症を招く 家族全員で生活習慣の見直しを
心筋梗塞や腎不全などを若年で発症しやすい
肥満と言えばアメリカが有名でしたが、近年、日本でもそれに負けないくらい子どもの肥満が増えてきています。
子どもの肥満は何がいけないのでしょうか?
昔は子どもの肥満はあまり大人になるまで持ち越さない、病気を合併しないなどと思われていました。しかし近年、子どもの肥満も高度の肥満ほど大人の肥満につながりやすいこと、10歳くらいの子どもでも高脂血症や高血圧、糖尿病、脂肪肝、メタボリックシンドロームなどを合併することがわかってきました。子どものころからこのような病気を持っていると、心筋梗塞や腎不全、失明などを若年で発症しやすいと考えられます。ですから、子どものうちから肥満の予防・治療をすることが大事なのです。
子どもの肥満は何がいけないのでしょうか?
昔は子どもの肥満はあまり大人になるまで持ち越さない、病気を合併しないなどと思われていました。しかし近年、子どもの肥満も高度の肥満ほど大人の肥満につながりやすいこと、10歳くらいの子どもでも高脂血症や高血圧、糖尿病、脂肪肝、メタボリックシンドロームなどを合併することがわかってきました。子どものころからこのような病気を持っていると、心筋梗塞や腎不全、失明などを若年で発症しやすいと考えられます。ですから、子どものうちから肥満の予防・治療をすることが大事なのです。
子どもは標準体重より+20%以上で肥満
子どもは大人と違って身長と体重のバランスが年齢によって変わるため、肥満の程度はBMIではなく肥満度で表します。
性別、年齢別に身長から標準体重を求め、子どもの体重が標準体重より何%上回っているかで判断します。+20~30%未満が軽度肥満、+30~50%未満が中等度肥満、+50%以上が高度肥満です(図2)。高度になると合併症も多く、改善するのも困難をきわめ、専門医療機関での中長期的フォローを必要とすることがしばしばあります。
性別、年齢別に身長から標準体重を求め、子どもの体重が標準体重より何%上回っているかで判断します。+20~30%未満が軽度肥満、+30~50%未満が中等度肥満、+50%以上が高度肥満です(図2)。高度になると合併症も多く、改善するのも困難をきわめ、専門医療機関での中長期的フォローを必要とすることがしばしばあります。
食事療法と運動療法を根気よく続けることが大事
肥満の治療に特効薬はありません。食事・運動療法を焦ることなく根気よく続けることがとても大事です。子どもの今後の成長を妨げるような無理なダイエットは禁物です。大人と違って、体重を今以上増やさないようにすれば、身長が伸びることによって肥満度は自然に下がってきます。
肥満の子どもは早食いで、食事量も過剰であることが多いものです。まずは食事、おやつ、飲料、ちょっとしたつまみ食いまで含めて1日のカロリー摂取量をしっかり把握することです。ジュース、おやつなどの間食は控え、おかずは1人分ずつ取り分けてお代わりはしないようにしましょう。運動もからだが重いため嫌いだと思っている子どもが多いので、最初は横にならない、家事を手伝う、階段を使う、時間を決めて歩くなどから始めるとよいでしょう。1度にたくさんやるよりも長く続けることが大事です。できれば毎日体重グラフをつけて、その変化から前日の生活を振り返るとよいでしょう。
これらは家族みんなで行うことが肝心です。これを機会に家族で生活習慣を見直して、子どもの肥満の予防・改善に取り組みましょう。
肥満の子どもは早食いで、食事量も過剰であることが多いものです。まずは食事、おやつ、飲料、ちょっとしたつまみ食いまで含めて1日のカロリー摂取量をしっかり把握することです。ジュース、おやつなどの間食は控え、おかずは1人分ずつ取り分けてお代わりはしないようにしましょう。運動もからだが重いため嫌いだと思っている子どもが多いので、最初は横にならない、家事を手伝う、階段を使う、時間を決めて歩くなどから始めるとよいでしょう。1度にたくさんやるよりも長く続けることが大事です。できれば毎日体重グラフをつけて、その変化から前日の生活を振り返るとよいでしょう。
これらは家族みんなで行うことが肝心です。これを機会に家族で生活習慣を見直して、子どもの肥満の予防・改善に取り組みましょう。

【引用・参考文献】
総監修:渡邊 昌、和田 攻 100歳まで元気人生!「病気予防」百科 日本医療企画
総監修:渡邊 昌、和田 攻 100歳まで元気人生!「病気予防」百科 日本医療企画