ヘルスケアコラム

体格指数の計算式を使って摂取エネルギーを管理しよう
あなたの標準体重をBMIを使って計算しよう
生活習慣病は肥満が主な原因と考えられています。理想的な体重に近づけることが、生活習慣病の予防の第一歩です。まず、あなたが肥満であるかどうか、BMI(Body Mass Index=体格指数)を使って計算してみましょう。
BMI=体重(kg)÷身長2(m)
<例>身長165cm、体重70kgであれば BMI=70÷1.65 2=25.7
身長の単位はmに直して計算してください。成人であればBMI=22が理想的な体重です。BMIが25を超えると肥満と見なされます。では、あなたの標準体重を計算してみましょう。
標準体重=身長2(m)×22
<例>身長165cmであれば
標準体重=1.65 2×22=60kg
いかがでしたか? 理想的な体重を維持できるよう日常的に体重を測定し、食事や運動に気を使うようにしましょう。
BMI=体重(kg)÷身長2(m)
<例>身長165cm、体重70kgであれば BMI=70÷1.65 2=25.7
身長の単位はmに直して計算してください。成人であればBMI=22が理想的な体重です。BMIが25を超えると肥満と見なされます。では、あなたの標準体重を計算してみましょう。
標準体重=身長2(m)×22
<例>身長165cmであれば
標準体重=1.65 2×22=60kg
いかがでしたか? 理想的な体重を維持できるよう日常的に体重を測定し、食事や運動に気を使うようにしましょう。
あなたの適正カロリー数は? アルコール分にも注意が必要
食事でエネルギーをとりすぎると、余ったエネルギーは脂肪となって体の中にたまってしまいます。自分の体格、運動量に応じた適正エネルギー(カロリー数)をとることが、肥満を予防し、生活習慣病の予防になります。
主婦業・デスクワーク程度の生活であれば、標準体重×30~35kcalが1日の適正カロリー数と言えます。
<例>身長165cmであれば、標準体重は60㎏だから、適正カロリー数=60(㎏)×30~35(kcal)=1,800~2,100kcal
肉体労働などの重労働をしている方では、適正エネルギーはこれより多くなります。
主な食品のエネルギー(カロリー数)を表1に示します。甘いもの、油っこい食べ物にエネルギーが多いことはよく知られていますが、アルコールにもエネルギーがあり、おつまみと一緒になって、摂取エネルギー過剰となることが多いので、飲酒には十分気をつけましょう。
主婦業・デスクワーク程度の生活であれば、標準体重×30~35kcalが1日の適正カロリー数と言えます。
<例>身長165cmであれば、標準体重は60㎏だから、適正カロリー数=60(㎏)×30~35(kcal)=1,800~2,100kcal
肉体労働などの重労働をしている方では、適正エネルギーはこれより多くなります。
主な食品のエネルギー(カロリー数)を表1に示します。甘いもの、油っこい食べ物にエネルギーが多いことはよく知られていますが、アルコールにもエネルギーがあり、おつまみと一緒になって、摂取エネルギー過剰となることが多いので、飲酒には十分気をつけましょう。
毎日の自宅での体重測定と定期的な健康診断のススメ
生活習慣病は肥満だけでなく、血圧や血糖値、コレステロール、中性脂肪の異常となって現れてきます。体重を自宅で毎日測ることに加えて、定期的に医療機関で健康診断を受けましょう(図1)。血圧が高い人には塩分制限が、血糖が高い人にはエネルギー制限が、コレステロールが高い人にはコレステロールの制限が必要となってきます。これらの値に異常が出ただけでは、自覚症状は出てきませんが、放っておくと、重篤な病気につながりかねません。定期的に健康診断を受診し、日々の食事のアドバイスを受けるようにしましょう。

【引用・参考文献】
総監修:渡邊 昌、和田 攻 100歳まで元気人生!「病気予防」百科 日本医療企画
総監修:渡邊 昌、和田 攻 100歳まで元気人生!「病気予防」百科 日本医療企画