ヘルスケアコラム

適度なストレスで活動力アップ自己管理できれば寿命も延長
過剰なストレスは血圧を上げ、肝機能や免疫力の低下を招く
あなたはストレスを感じたことがあるでしょうか? ふだんストレスを自覚していない人でも、からだや脳に多少のストレス=緊張を持っているものです。逆に多少のストレスがあるほうが、仕事や勉強を進めやすいとも言われています。ストレスは、脳の視床下部から下垂体に伝わり、自律神経を刺激し、交感神経を優位に持っていきます。
これが適度なストレスではなく過剰なストレスになると、脈が速くなり血圧が上がり、消化機能や肝機能の低下を招き、免疫力の低下にも結びつきます。また、過剰なストレスはホルモン増加を過剰にし、糖代謝ができにくくなり、骨が弱くなる……という悪循環を引き起こします。
これが適度なストレスではなく過剰なストレスになると、脈が速くなり血圧が上がり、消化機能や肝機能の低下を招き、免疫力の低下にも結びつきます。また、過剰なストレスはホルモン増加を過剰にし、糖代謝ができにくくなり、骨が弱くなる……という悪循環を引き起こします。
サプリメントを上手に使ってストレスマネジメントを
これらの負の状態にからだを持っていかず、適度なストレスで活動しやすく自分をコントロールすることをストレスマネジメントと言います。ストレスマネジメントが恒常的に上手にできるようになると、結果的に血圧をコントロールすることになり、健康につながり、寿命は延長されると言えます。
では、ストレスマネジメントを上手にできる手軽な方法はあるのでしょうか? それが、サプリメントの活用です。ストレスマネジメント・サプリメントのなかでも、現在一番注目されているのは、セント・ジョーンズ・ワート※です。これは、うつ状態の治療薬として古くから用いられてきたハーブで、さまざまな臨床試験の結果、軽度から中度のうつ病に対して効用が見られることがわかりました。副作用もほとんどないため、一躍人気のメディカルハーブとなっています。メラトニン、バレリアンなどのサプリメントもストレスの緩和には有効です。
では、ストレスマネジメントを上手にできる手軽な方法はあるのでしょうか? それが、サプリメントの活用です。ストレスマネジメント・サプリメントのなかでも、現在一番注目されているのは、セント・ジョーンズ・ワート※です。これは、うつ状態の治療薬として古くから用いられてきたハーブで、さまざまな臨床試験の結果、軽度から中度のうつ病に対して効用が見られることがわかりました。副作用もほとんどないため、一躍人気のメディカルハーブとなっています。メラトニン、バレリアンなどのサプリメントもストレスの緩和には有効です。
目に見えないストレスをストレスサインでチェック
日常生活のなかでのストレスマネジメントと言えば、適度な睡眠と運動はもちろんですが、リズムとバランスの良い生活を心がけることが大切です。働きすぎや人間関係のストレスを意識しつつ長時間生活をしていると、必ず健康に支障を来します。しかし、なかには過度なストレスを受けているのにもかかわらず、それを意識できない人がいます。そういうケースが一番危険です。
まずは表1で、あなたのストレスがどのくらいなのかをチェックし、自分のストレスの度合いを意識してみてください。
※セント・ジョーンズ・ワート摂取のポイント:ぜん息治療薬のアミノフィリン、強心薬のジゴキシンなどの医薬品と、セント・ジョーンズ・ワートを含有する食品との併用により、これらの医薬品の効果が減少することがある。これらの医薬品を服用する場合は、セント・ジョーンズ・ワートを含有する食品の摂取は控えること。
まずは表1で、あなたのストレスがどのくらいなのかをチェックし、自分のストレスの度合いを意識してみてください。
※セント・ジョーンズ・ワート摂取のポイント:ぜん息治療薬のアミノフィリン、強心薬のジゴキシンなどの医薬品と、セント・ジョーンズ・ワートを含有する食品との併用により、これらの医薬品の効果が減少することがある。これらの医薬品を服用する場合は、セント・ジョーンズ・ワートを含有する食品の摂取は控えること。

【引用・参考文献】
総監修:渡邊 昌、和田 攻 100歳まで元気人生!「病気予防」百科 日本医療企画
総監修:渡邊 昌、和田 攻 100歳まで元気人生!「病気予防」百科 日本医療企画