ヘルスケアコラム
用量・用法、医師の指示などを正しく守って服用することが鉄則
病状が軽くなったからといって自己判断で飲むのをやめてはダメ!
一般用医薬品(市販薬)には添付文書が必ず付けられていますので、飲む前に必ず目を通します。特に「使用上の注意」には、そのくすりを飲んではいけない人のことや、飲むうえで注意しなければならない重要なことが書かれていますので、必ず読んでから服用します。また、医師の処方せんに基づいて調剤され薬剤師から受け取る医療用医薬品は、医師や薬剤師から飲み方や注意点などについての説明がありますので、わからないことがあれば遠慮なく質問して、納得したうえで正しく服用することが重要です。
また、症状が軽くなったからといって自分の判断で飲む量や回数を減らしたり、やめることは絶対してはいけません。病気によっては、くすりを飲むのを急にやめると症状が急激に悪化(リバウンド)するケースもあります。また時々、副作用が出るのでくすりを飲むのをやめてしまうという患者さんがいますが、副作用が気になるようならば、くすりをやめる前に必ず医師や薬剤師に相談するようにしてください。
また、症状が軽くなったからといって自分の判断で飲む量や回数を減らしたり、やめることは絶対してはいけません。病気によっては、くすりを飲むのを急にやめると症状が急激に悪化(リバウンド)するケースもあります。また時々、副作用が出るのでくすりを飲むのをやめてしまうという患者さんがいますが、副作用が気になるようならば、くすりをやめる前に必ず医師や薬剤師に相談するようにしてください。
くすりを飲み忘れても一度に2回分の服用は厳禁!
くすりを指示された時間に飲み忘れた場合の対処法については、くすりの種類によっても異なることがありますので必ず薬剤師に聞いておきましょう。基本的には次の服用時間からまだ時間があれば、気がついたときすぐに服用します。次の服用時間が迫っている場合には1回飛ばして、次の服用時間に1回分を服薬します。1回飛ばしたからといって、決して2回分を一度に服用してはいけません。
医師の処方は各人に最適なもの 他人のくすりは飲まないで!
処方せんによって受け取ったくすりは、その人だけのものです。たとえ同じ病気であっても絶対に他人のくすりは飲むべきではありません。医師はその人の病状や体格、体質、年齢などを考慮して、最適なくすりを最適な量で処方しているからです。くすりには体質や症状によって飲んではいけない(禁忌)ものがたくさんあります。禁忌ではなくても、違う人が飲むと副作用が強く現れたりする危険もあります。
また、本人が以前と同じような症状で、以前飲み残したくすりがあった場合でも飲んではいけません。本人が以前と同じ症状だと感じても実際は全く違う病気のことがありますし、そのときに飲んでいるほかのくすりとの飲み合わせの問題も生じる可能性があります。処方せんで受け取ったくすりは医師の監督下で使用するのが前提ですので、その使用期限はそのときに指示された期間と考えて、飲み残した分は廃棄しましょう。
また、本人が以前と同じような症状で、以前飲み残したくすりがあった場合でも飲んではいけません。本人が以前と同じ症状だと感じても実際は全く違う病気のことがありますし、そのときに飲んでいるほかのくすりとの飲み合わせの問題も生じる可能性があります。処方せんで受け取ったくすりは医師の監督下で使用するのが前提ですので、その使用期限はそのときに指示された期間と考えて、飲み残した分は廃棄しましょう。
【引用・参考文献】
総監修:渡邊 昌、和田 攻 100歳まで元気人生!「病気予防」百科 日本医療企画
総監修:渡邊 昌、和田 攻 100歳まで元気人生!「病気予防」百科 日本医療企画