ヘルスケアコラム

1カ月健診 赤ちゃんは順調に育っていますか?お母さんも元気ですか?
赤ちゃんの体重 生後1カ月でおよそ1kg増
赤ちゃんの体重は生後1カ月でだいたい1㎏くらい増えます。1カ月健診では体重、身長、頭囲、胸囲などを測定して、赤ちゃんが順調に発育しているかどうかを見ることが一番大事なことです。お母さんは授乳の回数や時間、間隔などを医師に伝えます。母乳だけか、あるいはミルク、混合栄養※かなどによっても多少の違いはありますが、この時期は、赤ちゃんが飲みたいときに飲みたいだけあげるのが原則です。
ご機嫌がよくて体重が順調に増えていれば、あまり形式にとらわれず、赤ちゃんとお母さんが無理なくリラックスして過ごせるようにしましょう。
ご機嫌がよくて体重が順調に増えていれば、あまり形式にとらわれず、赤ちゃんとお母さんが無理なくリラックスして過ごせるようにしましょう。
どこかに異常はないか、入念にからだをチェック
生まれたときはすぐに気がつかなくて、1カ月健診で見つかる体の異常もあります。
たとえば、首にしこりのある斜頸(しゃけい)(首の筋肉に生まれつきしこりがあって頭部が斜めに傾いてしまう)、心雑音や眼、耳、口などの小さな奇形、特殊な先天性の消化器の病気、股関節脱臼、性器の異常などです。染色体異常などがこの時期に発見されることもあります。医師はこのようなことを念頭におきながら、入念に診察をしていくのです。同時に赤ちゃんの活発さ、からだの柔らかさ、姿勢の異常なども診ていきます。そして、もしも気になる症状が見つかった場合には、その後の健診での経過が重要となります。この時期、お母さんたちからよく聞かれる質問に、のどがゼイゼイする、しゃっくりが多い、頭のかたちがいびつ、顔にニキビのような湿疹がある、などがあります。医学的には問題ないことがほとんどですが、なかにはまれに治療が必要なこともありますから、気になることは医師に相談してみましょう。
たとえば、首にしこりのある斜頸(しゃけい)(首の筋肉に生まれつきしこりがあって頭部が斜めに傾いてしまう)、心雑音や眼、耳、口などの小さな奇形、特殊な先天性の消化器の病気、股関節脱臼、性器の異常などです。染色体異常などがこの時期に発見されることもあります。医師はこのようなことを念頭におきながら、入念に診察をしていくのです。同時に赤ちゃんの活発さ、からだの柔らかさ、姿勢の異常なども診ていきます。そして、もしも気になる症状が見つかった場合には、その後の健診での経過が重要となります。この時期、お母さんたちからよく聞かれる質問に、のどがゼイゼイする、しゃっくりが多い、頭のかたちがいびつ、顔にニキビのような湿疹がある、などがあります。医学的には問題ないことがほとんどですが、なかにはまれに治療が必要なこともありますから、気になることは医師に相談してみましょう。
少しでも不安があれば医師に相談して取り除きましょう
赤ちゃんの健全な発育には、お母さんの心身が健康であることも重要になります。
とくに初めての赤ちゃんのときは不安なことばかり。お乳を飲む量や泣き声ひとつとっても異常ではないかと心配になってしまいます。お母さん自身も生活のリズムが変わってしまい、疲れや睡眠不足などで、マタニティブルーと言われるように気持ちが落ち込んでしまうかもしれません。
1カ月健診では、お母さんは自身のことも医師とたくさん話をして、少しでも不安を取り除くこともとても大切です。
※混合栄養●母乳と人工栄養(ミルク)の両方を飲ませて育てること。
とくに初めての赤ちゃんのときは不安なことばかり。お乳を飲む量や泣き声ひとつとっても異常ではないかと心配になってしまいます。お母さん自身も生活のリズムが変わってしまい、疲れや睡眠不足などで、マタニティブルーと言われるように気持ちが落ち込んでしまうかもしれません。
1カ月健診では、お母さんは自身のことも医師とたくさん話をして、少しでも不安を取り除くこともとても大切です。
※混合栄養●母乳と人工栄養(ミルク)の両方を飲ませて育てること。

【引用・参考文献】
総監修:渡邊 昌、和田 攻 100歳まで元気人生!「病気予防」百科 日本医療企画
総監修:渡邊 昌、和田 攻 100歳まで元気人生!「病気予防」百科 日本医療企画