ご質問ありがとうございました。回答が遅くなって申し訳ございませんでした。
もう、痛みは引いて解決してしまいましたでしょうか。
今後の痛み止めとの付き合い方ということになってしまうかと思いますが、以下のように回答しますので、ご参考になればと思います。
まず、カロナール(アセトアミノフェン)は、妊婦さんも、授乳中も、乳幼児も飲むことができます。
ですので、飲んでも特に問題はないです。
ただ、数年前にアメリカのデータですが、アセトアミノフェンの量も服用期間も不明ですが、推測ではかなりの長期に服用したと考えられますが、子供が発達障害になるリスクが高まる可能性があるという研究結果もでました。
これについては、ただ怖がらないていただきたいと思いますが、痛みや熱で数日、1回2錠ぐらい飲む分でしたら問題ないと思います。ですが、一応妊娠中ですので、婦人科の医師に相談してみてください。電話で確認ができるかと思います。
ただ、アセトアミノフェンは、痛みどめの効果としては弱いので、ロキソニンなどを飲みたくなるかと思いますが、一応一番微妙な器官形成時期の11wとのことですので、アセトアミノフェンが良いと思います。もし、どうしても痛くて辛すぎるようでしたら、婦人科の医師に相談してもいいかと思います。
また、妊娠後期~末期には、アスピリン、ロキソニン、などの痛み止めは飲まないようにしてください。(アセトアミノフェンでしたら大丈夫ですが) 出産直前ですが、出産時期が延びたり、胎児に影響を与える可能性があります(胎児動脈管を収縮して遷延性肺高血圧を惹起する可能性)。
授乳中に関しても、アセトアミノフェンが安全として使われていますが、前述のように痛みや炎症には効果が弱いので効かないように感じることがあります。
授乳中には、イブプロフェン(イブもいいですが、カフェインが入っている商品は授乳中にはあまり摂らない方がいいですのでカフェインが入っていないものを選んでください)や、ロキソプロフェン(ロキソニンS)でしたら、と思います。
私は、帝王切開の激痛でロキソニンを産後麻酔が切れた初日から飲んでいました。
授乳中は、アスピリン(別名:アセチルサリチル酸)は、絶対に避けてください。バファリンAなどですかね。
専門的になりますが、母乳に移行して、赤ちゃんが出血しやすくなる状態になったり、ライ症候群をいう状態を誘発する可能性があるためです。
以上ですが、参考にしてくださいませ。
これから、つわりも出てくるかもしれませんが、寒い時期ですのでご自愛のうえお過ごしくださいませ。