先生の声

靴のすり減り方から見る「カラダの注意報」
靴底の減り方で身体の不調が分かる!
①靴底の外側が特に減る人
日本人に多くO脚の人、変形性膝関節症に伴うO脚変形の人によく見られます。
②靴底の内側が特に減る人
変形性股関節症や外反偏平足(先天性)に伴うX脚変形の人によく見られます。
③靴底のつま先が特に減る人
脳脊髄や腰の神経麻痺、あるいはパーキンソン病で摺り足で歩く人、足首のケガでつま先があがらない人によく見られます。
④靴底が全体的に減りやすい人
肥満の人、体力・脚力が低下して靴に過度の負担がかかる人によく見られます。
⑤その他
歩行の癖、運動や仕事の姿勢、身体の歪み、足裏の魚の目の痛みなども靴底の減り方に影響を及ぼします。
日本人に多くO脚の人、変形性膝関節症に伴うO脚変形の人によく見られます。
②靴底の内側が特に減る人
変形性股関節症や外反偏平足(先天性)に伴うX脚変形の人によく見られます。
③靴底のつま先が特に減る人
脳脊髄や腰の神経麻痺、あるいはパーキンソン病で摺り足で歩く人、足首のケガでつま先があがらない人によく見られます。
④靴底が全体的に減りやすい人
肥満の人、体力・脚力が低下して靴に過度の負担がかかる人によく見られます。
⑤その他
歩行の癖、運動や仕事の姿勢、身体の歪み、足裏の魚の目の痛みなども靴底の減り方に影響を及ぼします。
靴底の異常な減り方改善のために
①何らかの病気が原因となっている場合には、その病気の治療が優先されます。
②人間の歩行パターンの分析から、踵の外側とつま先の内側が少しだけかつ均等に減るのはむしろ正常で、その理想的な減り方を基準として歩行の癖や身体の歪みを是正していく考え方が必要です。(個々の場合に従って)
③蛇足ですが、靴が原因で足や身体に悪影響が生じることも忘れてはなりません。整形外科ではとりわけ女性の高いヒールには注意を喚起していて、通勤時のヒール常用は避けるよう指導しています。生活の各場面で数種類の靴をうまく使い分ける欧米のような靴文化が、我が国にも根付いてくれることを願っています。
②人間の歩行パターンの分析から、踵の外側とつま先の内側が少しだけかつ均等に減るのはむしろ正常で、その理想的な減り方を基準として歩行の癖や身体の歪みを是正していく考え方が必要です。(個々の場合に従って)
③蛇足ですが、靴が原因で足や身体に悪影響が生じることも忘れてはなりません。整形外科ではとりわけ女性の高いヒールには注意を喚起していて、通勤時のヒール常用は避けるよう指導しています。生活の各場面で数種類の靴をうまく使い分ける欧米のような靴文化が、我が国にも根付いてくれることを願っています。

執筆者

瀬上整形外科医院 院長 瀬上正仁
・昭和29年 塩釜市出身
・昭和55年 山形大学医学部卒業(2回生)
同年、旧国療西多賀病院で脊椎外科、小児整形外科、老人整形外科を研修。
・昭和62年 仙台整形外科病院の立ち上げに従事。脊椎外科・老人整形外科の手術例多数。
その後、宮城中央病院、コミュニティクリニック上桜木を経て、平成25年10月に瀬上整形外科医院を開業。
住所:仙台市青葉区中央2-9-8
電話 : 022-266-3323
・昭和29年 塩釜市出身
・昭和55年 山形大学医学部卒業(2回生)
同年、旧国療西多賀病院で脊椎外科、小児整形外科、老人整形外科を研修。
・昭和62年 仙台整形外科病院の立ち上げに従事。脊椎外科・老人整形外科の手術例多数。
その後、宮城中央病院、コミュニティクリニック上桜木を経て、平成25年10月に瀬上整形外科医院を開業。
住所:仙台市青葉区中央2-9-8
電話 : 022-266-3323